カルシウム
カルシウムとは

カルシウムとは人体に必要なミネラルの一種。
ミネラルとは、必要量は少なくとも重要な働きをする成分のことで、タンパク質・糖質・脂質といった三大栄養素に2つ加えた五大栄養素に入っています。カルシウムはそのうちのひとつで、人間の体内では生成することができないので、食品から摂取する必要があります。人体の中では主に骨や歯の成分として存在します。
カルシウムの役割
カルシウムは人体の中では骨や歯を形作る材料となっています。
働きとしてはそれだけではなく、他にもたくさんの働きをしています。
たとえば、筋肉運動時に必須の働きをしたり、血液が固まる作用のサポート、血液をアルカリ性にして体内のイオンバランスを保つ、イライラやストレスをおさえて神経を安定させる、抗アレルギー作用、などです。


カルシウムをどうやって摂るか
煮干しなど、丸ごと食す魚類、干しエビのように殻ごと食す甲殻類、チーズや脱脂粉乳などの乳製品に多くふくまれています。
通常、カルシウムは便や尿として体外に排泄されるため、これを補う最低必要摂取量として、厚生労働省は1日あたり700mgの摂取を掲げ、骨粗鬆症の予防にあたっては800mgを推奨しています。これをイワシの丸干しで計算すると、イワシ丸干し約160グラムにあたります。