セラミド
セラミドとは

セラミドとは脂質の一種類です。
角質層の表皮に多く存在し、角質細胞と角質細胞とのすき間にある「ラメラ構造」を形成しています。
おおざっぱな言い方だと「細胞間のすき間を埋める」成分ということです。表皮の角質層を形成する細胞間脂質の50%近くを占めています。
セラミドの役割
表皮細胞の「細胞間のすき間を埋める」ことによって水分の蒸発や放散をおさえ、バリアのような働きをします。
それによって肌の保湿柔軟性をキープします。さらには細胞同士をつないで「整列させる」という働きも指摘されています。
セラミドをどうやって摂るか
化粧品の原材料として用いられることもあり外用として直接肌に塗る使い方が多くなされています。
また、サプリメントの材料として用いられることもあり、コラーゲンなど他の成分と一緒に飲用摂取されることもあります。
セラミドの材料としては、植物系、動物系、合成(石油)系があります。
植物を材料とする場合、米ぬかやこんにゃくなどから抽出され、動物性では牛乳が材料にする場合が多いです。石油が材料の場合、「疑似セラミド」とも呼ばれ、その働きが弱くなります。
セラミド配合の製品一覧
セラミド含有米抽出物末、セラミド含有ホエイパウダーなど天然由来の材料を使用した製品です。